下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

親父は下流老人

   

親父は下流老人

私の父親は下流老人だ。
無職の年金生活者で、安いアパートで一人暮らしをしている。
母の話だと貯金はほとんどなく、生活は苦しいとのことだ。
年金もそれほど多くはないらしい。

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趣味はゴルフで若い頃から趣味にはかなりのお金を使っていたらしい。
小遣いの範囲でゴルフをするくらいならかまわない。
だが、母は家計のことも考えて遊んでほしいと言い続けていたし、
それが原因で子供の頃から親のケンカを何度も見てきた。
見栄っ張りで、ゴルフとあと部下に食事をご馳走することも
多かった。そのおかげでうちの食事は貧相なものだった。

私が子供の頃、父は休みの日に一人で出かけることが多く、
私や姉を遊びに連れて行ってくれることは少なかった。
友達は海や山、海外旅行などに連れて行ってもらっていた。
とても羨ましくて、惨めだったのを覚えている。

親父の生き様

父は福島県郡山市の出身で、仕事の転勤でさいたま市にきた。
そこで母と出会い結婚する。
子供は私と3歳上の姉の2人。

何回か転職もしている。
働き盛りのときに無職だった期間もあり、
そんなときは母のパート収入だけで生活していた。
母は仕事、家事、育児すべてをこなしたが、
父は無職のときでも家でゴロゴロしているだけ。
仕事をしているときでも夕食はほぼ外食で、
ひとりで贅沢三昧だった。

33歳のときに一戸建てを購入するも、
52歳のときに自己破産し、家を失う。

姉は22歳で結婚し家を出た。
私は23歳のときに家を出た。

母とは55歳のときに離婚した。
愛想を尽かされたのだ。
それから12年間ひとりで暮らしている。

絵にかいたような不幸な男なのである。

オヤジのことは嫌いだ

幼少の頃からオヤジのことは嫌いだった。
自分の事ばかり考えていて、家族のことは省みない。
母も大事にしない。
なぜ結婚し、子供を作ったのか理解できない。

私も姉も大学に進学したかった。
しかし、父はこう言った。

「うちにはお金がない。どうしても行きたければ自分で稼いで行け。」

一生懸命父親としての働きをしてくれていれば、
そのように言われても納得できる。
しかし遊んでばかりいた結果お金がないにもかかわらず
自分で稼いで行けなどと言われて、悔しさを通り越して、
「情けない男だ」
と思ってしまった。

姉は自分以上にオヤジのことが嫌いだ。
ノックもせずに部屋に入ってくるし、酔って帰ってくると、
ベタベタとくっついてくる。
かなり頭にきた姉が「ヤメテ」と言い父を突き飛ばしたことがある。
逆上した父は姉に平手打ちを食らわせた。
完全なるセクハラおやじなのだ。

血がつながっているから頭にくる

他人であれば「アホな男だ」と笑っていられるが、
血のつながった親だからこそ頭にくる。

ひとりで孤独死してくれてかまわないのだが、
心のどこかで心配してしまうのだ。

犯罪をやらかさないかという心配もある。
でもそれだけではない。
体調を崩してないかとか、一人で寂しくないかとか
息子なりに父を心配してしまう。

母に苦労をかけ、子供も可愛がらなかったろくでなしの父親。
だけど、実の父親。
このもどかしさがイライラさせるのだ。

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