下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

嫁ブロックをはねのける男は貧困になる

      2016/02/17

嫁ブロックとは

「嫁ブロック」とは、夫が天職や起業をしようとしたときに
妻が反対することである。

近年、奥さんの発言力は強くなっており、
たとえ転職先から内定をもらっていたとしても、
妻から反対されて、内定辞退する男性も少なくないという。

もっとも、旦那の可能性ややる気を削ぐような
「さげまん」的な嫁ではよろしくないが、
現実的思考の嫁の意見も尊重するべきだと思う。

家族は旦那ひとりの力で成り立っているわけではなく、
内助の功あってこそ外で活躍ができるのだから。

自己中心的な男は成功しない

「自己中心的な男」と「亭主関白」は
同じような意味だろうかと考えたことがある。
相手が奥さんだけなら、この2つの言葉は同じ意味のはずだ。

私の父は自己中心的な男だ。
亭主関白と言えば聞こえはいいが、ただの身勝手な男だ。

母はいつも冷静に意見を言い、話し合いをしようというスタンスだったが、
父は怒鳴り口調で、一方的に意見を押し通していた。
結局、母が折れ、父が思い通りに行動する。
そして失敗するというパターンだった。

母に聞いた話であるが、父が家を購入したときも、
夫婦で一緒に物件を見て買ったわけではないらしい。
父がひとりで見てきて、「この家を買うぞ」と
ひとりで決めた。

しかし母としては、父の収入からすると金額が高い、
近所にスーパーがない、小学校が遠いなどの理由から
別の家がいいと考えていた。
その当時、姉が5歳で私が2歳だった。
母親としては、暮らしやすい立地や、返済しやすい金額などを
考えるのは当然だ。

そんな母の意見はひとつも考慮せず、父は自分の決めた家を買った。
その後、会社の倒産、自身で始めたパン屋の廃業を経て、
家を失うことになる。

嫁ブロックをはねのけた父

一般的に「嫁ブロック」というのは良い意味で使われていない。
旦那の希望をことごとく潰すという感覚だ。

しかし、賢明な嫁が反対した場合には、
それなりの理由があるはずなのだ。

うちの場合、家購入の話もそうだが、
父がパン屋を開業すると言ったときもそうだった。

母はしっかり、「嫁ブロック」をしていた。
ただし、頭ごなしに反対したわけではない。

開業資金が不足していることや、
パンを作る技術力の不足、
販路をどのように大きくしていくかなど、
父の考えを求めただけだった。

父はその母の質問に、何ひとつ満足に答えられなかったが、

「俺はやると決めたらやる男だ」

とだけ言い、開業を決めたそうだ。

そして、11年で廃業。

結局のところ、力ずくで「嫁ブロック」をはねのける男は
成功しない。
時間をかけてじっくりと説得ができない男のやることは、
思いつきで行動しているだけなのだ。

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