就活の失敗は下流老人への第一歩
2016/04/09
就活に失敗した若者
今年も新入社員が入社してきた。
いくつもの関門をくぐり抜けてきた若い戦士たち。
皆、とてもいい顔をしている。
最近の新入社員は、ブラック企業に異常なほど警戒しており、
少しでも残業させたりすると、ブラックを疑う風潮があるらしいが、
うちの会社に入社した人たちは、そんな頭でっかちでは
ないような気がする。
ごく普通のやる気に満ちた若者という印象を持っている。
さて、めでたく入社していた人間がいる一方で、
どこからも内定をもらえなかった人もいる。
おそらく、アルバイトや契約社員にでもなって、
日銭を稼ぎながら就活を続行するのだろう。
もしくは、大学を出た後も親のすねをかじりながら
暮らすのだろうか。
22、23歳の若者の場合、フルタイムで働くフリーターと
新人の正社員とでは、月収はほとんど変わらないだろう。
むしろフリーターのほうが上かもしれない。
しかし、3年もすれば大きな差ができる。
やはり、就活に失敗した若者は、
早く軌道修正しないと、大変なことになる。
就活の失敗は下流老人の第一歩
就活の失敗は下流老人の第一歩だ。
就活の失敗 → 非正規雇用 →
正社員未経験のまま30代になる →
就職先を見つけるのが困難になる →
結婚できない → 独身のまま高齢になる
こんな流れで人生を終えるかもしれない。
もちろん、入社して数年で辞める人が多い時代だから、
就活がうまくいったとしても、非正規雇用になることも
大いにある。
しかし、内定をもらえたという経験はかけがえのないものだし、
今後の人生において、役立つ自信となるはずだ。
せっかく親に高校や大学を卒業させてもらったのだから、
恩返しのためにも就活は何が何でも成功させるべきだと思う。
お金がないから結婚できない
お金がないから結婚できない
という若者が増えた気がする。
こんなセリフを言う人は、何か問題があると人のせいに
する人たちが多い。
生活が楽にならないのは政治家のせい。
給料があがらないのは会社のせい。
お金がないのは自分の責任だと自負するべきだ。
そんなに裕福でなくても夫婦で力を合わせて
2人子供を育てている知り合いがいる。
そいつから、「お金がないから」なんて言い訳は聞いた
ことがない。
弱音を吐くやつは、お金がないのではなく、
自信がないだけなのだ。
今年大学4年の人は、就活を頑張り確実に内定を獲得し、
ひとつの自信をつけたほうよい。