下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

キレる老人たち

      2015/11/13

傷害事件を犯す老人

群馬県で71歳の男が、17歳の女子高生を殴り
全治2週間のケガを負わせる傷害事件があった。

男が左手にバッグを持って歩いていたところ、
自転車に乗っていた女子高生がバッグにぶつかった。
謝らずに立ち去ろうとした女子高生に腹を立て、
71歳の男は殴る蹴るの暴行を加えたのだ。

17歳の子は顔にも傷を負っており、
その両親は裁判で争う姿勢を見せている。

キレる老人が増えている

おじいちゃんは優しい存在だったのは昔の話。
今は危険な存在と考えられる。
以前はすぐにキレる人間といえば、10代の若者だったが、
今はむしろ老人のほうが多いのかもしれない。

群馬県の傷害事件でも、17歳の女の子がすぐに謝るべきだったとしても
殴る必要はないし、やってはいけない行為だ。
なぜ、このようなお年寄りが増えているのだろうか。

その背景には、「尊敬できる老人」が減っていることがあげられる。
以前は年配者を敬うべきという傾向があったが、
豊かな生活を送ることもできず、豊富な知識もない年寄りが増え、
若い世代からは尊敬されなくなっている。
そのため、文句だけは一人前のやっかいな人種になりつつあるのだ。

しかし、老人世代の人たちは、年上を敬うべきという考えを持っており、
若い人間から軽くあしらわれると腹を立ててしまう。

さらにすぐにキレる老人を見て、若者はますます尊敬しなくなるという
悪循環になっているのだ。

情緒不安定な下流老人

少子高齢化の現代、下流老人たちの生活はますます厳しくなっている。
年金も少なく、働く場所もない。

町内の老人会も、この世代の人口の増加から、
集会場に人が入りきらなくなり、廃止となる地域が増えている。
そのため、ストレス発散も場もなくなってきている。

そのうえ、貧困から満足な栄養を得られないとなれば、
情緒不安定になっても何もおかしくはないのだ。

今後この状況は悪化の一途をたどると予想される。
もう優しいおじいちゃんを見られる日がなくなって
しまうのだろうか。

 - 老人事件簿