下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

職場でケンカする老人たち

      2016/03/06

すぐに頭に血が上る老人たち

取っ組み合いのケンカを久しぶりに見た。
場所は勤務先だ。

私は運輸業を営む会社で働いている。
誰しも一度は聞いたことがある会社だ。
会社は大手だが、荷物の仕分け作業などは
アルバイトや契約社員の老人が多い。
その老人2人が仕事中にケンカを始めたのだ。

私は作業者を監視する立場にあるため、
ケンカの一部始終を見ていた。
1人が荷物を落とし、しゃがんでそれを拾い、
腰を上げた瞬間、横にいたもう1一人の尻に
頭が当たった。
その拍子に、前のめりになって転んでしまったのだ。

荷物を落とした人が隣の人にぶつかったのは
わざとではないのだが、転ばされたことに腹を立て、

「何すんだ、コラァ」

と言いながら、蹴りを入れたのだ。

仕事中だというのに、いい大人が本気で
争い始めたのだった。

その老人2人は、近くにいた40代の契約社員2人に
あっさりと押さえられた。

そして、役職の高い正社員に厳重に注意された。

ここまでしても会社は彼らをクビにすることはない。
なぜなら、慢性的な人手不足だからだ。

「最近の老人は」と言われる

アルバイトや契約社員の中でも30~40代の
人間はまとも人たちだ。
仕事もできるし、無断欠勤もない。
他に本職を持っていて大変だろうが、
しっかりと仕事をこなしてくれる。

そんな若い人たちは、

「最近の老人は・・・」

と話をしている。

最近の老人は、すぐに怒るし、仕事が慣れてくると
社員の言うことは聞かなくなる。
荷物は丁寧に扱わないし、おしゃべりも多い。
おまけに無断欠勤も多い。

はっきり言って、このような老人たちを
敬うことなんて絶対にできないのだ。

品のない高齢者はお金もない

私の会社にアルバイトに来る高齢者は、
下流老人が多いと思う。

「年金が少ない」
「政治が悪い」

など、景気の良い話題が出てこない。
そして、すべて人のせいにする。
お金がないのは自分たちのせいなのに。

年をとっても低賃金の肉体労働をしている高齢者は、
品もなく、お金もない人が多いのだ。

もちろん、そんな人ばかりでないことを願う。

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