下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

下流老人にならないために

      2015/11/15

自己破産する老人

三角さん(無職・68歳)は自己破産をした。
カードローンが払えなくなったためだ。

現役時代、年収700万円あった三角さんは、
専業主婦の妻と何不自由ない生活をしてきた。
子どもも大学まで行かせ、特に問題のない家族のように思える。

自己破産の原因は、夫婦の性格にあった。
2人とも見栄っ張りなのだ。
車はレクサス、妻の持つバックや装飾品はすべて
高級ブランド品。
高額なレストランにも月に数回は訪れていた。

定年退職後は少し節約したが、今までの生活が抜けきれず、
貯蓄はあっという間に底をつき、クレジットカードで
支払うことが多くなった。

結局、カードローン、車のローンなど毎月の支払いが
重くのしかかり自己破産という結果を招いてしまった。

下流老人にならないために

下流老人にならないために最も必要なことは、
生活力を養うことだ。

よく貯蓄がいくら以下、年金がいくら以下だと
下流老人になるという人もいる。
それも間違いではないが、貧困に陥る理由はそれだけではない。

現役時代、平均年収が300万円だった人が
普通に暮らしていたり、
逆に年収700万円だった人が貧困に陥ることも十分考えられる。

特に以下のような人は下流老人になる可能性が高い。

・自信過剰な人
・見栄っ張りな人
・現役時代に部下がたくさんいた人
・夫婦でお金について深く話し合っていない
・カード支払いが多い
・衝動買いが多い

このような人は、下流老人にならないために考えを改める
必要がある。

買物の一例であるが、自転車を購入する際、
人によって買い方の違いがあることに気が付いた。
ひとりは買い物に必要だからと1万円の26インチのものを買った。
もう一人は、オシャレなものがいいと4万円のものを買った。

それぞれの自転車の使用頻度を聞いたら、
1万円の自転車を買った人はほぼ毎日と答えた。
4万円のほうは週に1度くらいだと答えた。

賢い買い物をする人は物を大事に使いこなす。
買うことを楽しむ人は、本当に使うかどうかをあまり検討しない。
これが下流老人になるかどうかの分かれ目なのだ。

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