下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

下流老人は自業自得である

      2016/03/24

普通の人が陥る貧困

若いときに普通に働いている人でも貧困に陥る可能性は
大いにある。

圭子さん(60歳・パート)はバリバリのキャリアウーマン
であったが、現在の生活は困窮している。

彼女は大学卒業後に大手銀行に就職。
その後、会社の先輩の男性と結婚するが、
性格の不一致からわずか5年で離婚した。

子供は望んでいたが、出来なかった。

離婚後は証券会社に就職。
飲み込みの良い圭子さんはすぐに仕事を覚え、
成績優秀な証券マンに成長した。

一番良かったときの年収は1,200万円だった。
30代後半になると、今まで頭の片隅にあった
結婚と出産は諦めるようになった。

結婚も出産もしないのなら、お金は自分の好きに使おう。
そう思うようになり、「自分へのご褒美」的な買い物が
増えていった。

マンションの家賃は月に20万円。
高級外車に乗り、エステも頻繁に行った。
ホストクラブや海外旅行など、贅沢三昧の生活を送っていた。

ところが、50歳を超えたあたりから、仕事の成績は悪くなり、
叱責を受けることが増えていった。
今まで褒められることは多く、叱られることが少なかった
圭子さんにとって、大きなストレスを抱える状況となった。

そして、病気がちになり休みが多くなる。
職場では、
「無理しないほうがいいよ。」
「仕事は元気になってから新たに探せばいいよ。」
などと言われ、まるで辞めてくれと言わんばかりの
態度をとられた。

結局、耐え切れずに退職した。

将来設計を間違えてはいけない

圭子さんはほとんど貯金をしていなかった。
そのため、退職後すぐに生活が苦しくなった。

車を売り、家賃5万円のアパートに引っ越しても、
生活は安定してこなかった。
なぜなら、雇用保険でブランド品を買ったり、
エステに通ったりしていたからだ。

ある程度生活を切り詰めても、
「自分へのご褒美」である買い物はやめられないのだ。

彼女のように、少し生活が潤うと、その収入がずっと続くと
勘違いし、将来設計を間違えてしまう人がいる。

当たり前のことではあるが、もしものときの備えが
大切なのである。

下流老人になるのは自業自得

圭子さんが60歳で貧困生活を送っているのは、
自業自得である。

男性でも女性でも下流老人になるのは
自業自得なのだ。

老後に必要なお金を算出し、決定した金額を
現役のうちに貯めておく。

老後を楽しく暮らしている人たちは、
将来のことを考えて蓄えを残しているのだ。

さらに、再婚し生涯を共にする伴侶がいれば
尚良かったかもしれない。

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