下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

転職のしすぎが老後の貧困を招く

   

転職ばかりの人は老後の貧困を招きます

老後は悠々自適な生活を送りたいと願い人は多いだろう。
しかし現役時代に転職を繰り返してきた人の多くは、
老後も働いている。
そんな父親を持った娘の話を聞いた。

転職を繰り返してきた父

私の父親は良く働く人ではありましたが、仕事が長続きせず、
転職を繰り返していました。

家族は決して裕福な暮らしではありませんでしたが、父は真面目に
仕事をしていたので、何不自由なく暮らしていました。

父親は若いときは仕事を転々としても、仕事が絶える事もなく、
真面目さも手伝って、アルバイトから正社員にしてもらったりと、
優遇されていましたが、とにかくすぐに飽きてしまいます。

ただ、若いうちはそれでもよいのです。
仕事もどんどんありますし、正社員でなくてもアルバイトでも働けば、
生活費は稼げます。

そのうち年をとり、正社員の仕事になかなか就けなくなった時、
仕事の選択肢も減り、仕事を選ぶどころか、採用されることが
難しくなります。
転職をしていても、長く同じ仕事をして同じ職種に就いていけば、
問題はないのですが、仕事の職種もいきあたりばったりなので、
そう簡単には雇ってもらえません。

その結果、50歳の時から父親はアルバイトで生計を立てています。
私たち子供も結婚し、それぞれ違う世帯での生活がありますので
影響は受けませんが、世間の50歳の方々は、部下を持ち、
働き盛りの年齢です。
それに、転職を繰り返したおかげで退職金がありません。

老後も働く人生

現在、父親は70歳です。
母と2人暮らしで、そんなに生活費もかからないのですが、
少ない年金と退職金0円での老後生活スタートでしたので、
今もアルバイトをみつけては、働きにいっています。

子供心に思うのは、70歳くらいになれば本来なら老後生活を
妻と楽しみ、自分の時間を趣味に使い、楽しく生活しているはずです。
決して働いてこなかったから、貧困生活になっているわけでは
ないのですが、働き方を間違うと、老後にとんでもない事になると
実感しています。

私が夫との結婚を決めた理由は、手に職を持っていて、
転職しても長く同じ職業で働ける人だったからです。

ただ、父親は働くことが大好きなので、現在でもアルバイト生活を
楽しんでいます。
働けなくなったら本格的に下流老人になると思いますが。

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