下流老人の実態

増え続けている下流老人。もうこの年で貧困から逃れる術は何もない。

下流な老夫婦の生活

      2016/08/12

夫婦そろっていても貧困生活をしている人たちがいる。
独身の老人ほどではないが、下流な老夫婦の生活も、
かなり寂しいものがある。

貧困な老夫婦の悲惨な生活

60歳になる老女です。2歳上の夫とは再婚同士。
10年前に結婚しました。

39歳で前の夫と協議離婚し、子供が成人になるまでの約束で、
それまで住んでいたマンショに住んでいいことになりました。
しかし、金利の優遇などは住んでいるということが限定なので、
夫が住んでいないというので、度々問題になり、
とうとう出て行って欲しいと言われました。

それまでは家もあるし、子供の教育費も払ってくれていたので、
パートでなんとかやりくりできていたのですが、
家がなくなり、家賃を自分で支払うようになると
とても大変なことでした。

そんな頃、今の主人と会いました。
優しい人だったし、正社員だったので、年金もあるだろうと思い
結婚したら、なんとその会社が潰れてしまい、
その後は派遣や契約社員の仕事を転々としていました。

そのうえ、彼は離婚で家を失い、借金もたくさんありました。
子供たちも独立し、ようやく楽な生活ができるはずが、
貧乏な老夫婦の生活が待っていたのです。

夫は働いてはいたのですが、契約期間が終了すると、
数ヶ月は無職であることが多かったので、
年収は100万円ほどでした。

そのうち、母が痴呆になり、なんとか地方の老人施設に
入れたのはいいですが、その費用も重くのしかかりました。

母は長い間シングルマザーだったこともあり、全く貯金が
ありませんでした。

生活が貧しい私たち夫婦は、ケンカが絶えないように
なりました。
少しのことで言い合いになり、近所の仲のいい老夫婦を見ては
自分たちと比較して、寂しい気持ちになりました。

さらに不幸は続くもので、夫の息子が精神的に病んでしまい
働けなくなったため、仕送りをしてあげることに
なりました。

生活費と仕送りを合わせると、少なくとも月に27万は
使うのです。

普通に考えれば、夫婦2人で27万円くらいは
稼げると思いますが、何の取り柄も、正規の職もない
老夫婦にとっては大金です。

夫とは険悪な仲ですが、離婚しようとは思いません。
離婚しても生活が豊かになるとは思えないからです。

ただただ、虚しい老後を過ごし、
余生を消化しているだけです。

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